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?中国を自転車で旅する青年が、開封のユダヤ人に出会った? 


先日中国一周の自転車旅行に出かけたばかりのA君が、出発から約1ヶ月強かけて
上海に着き、旅が一旦小休止したため束の間の休息で北京へ戻ってきました(すぐ
に戻ってこられてしまう手軽さがいかにも現代の旅という感じです)。彼にこれま
での旅のハイライトを尋ねると、中国に移り住んだユダヤ人の家族と交流したこと
と言っていました。

付け焼刃ながら、少し説明しましょう。今からさかのぼること800年ほど前に、
ユダヤ人の8家族が開封へやってきて、当時の皇帝から居住を許されたと言われて
いるそうです。またこの家族は中国の7つの姓をいただき、それぞれ李、趙、高、
石、艾、金、張と名乗ったということです。このうち金と張の一族はすでに途絶え、
現在は残りの5つの姓が残っているとのこと。

A君たちが出会ったのはこのうちの李一族でした。そしてA君自身もユダヤ人なので
した。それにしても話を聞くにつけ、800年近くもユダヤ人としてのアイデンティ
ティを保ちながら生きているってすごいことだと思いました。今では春節には餃子
を食べ、流暢な普通語を操り、顔立ちも漢族にしか見えないような人たちが、です。
更に今もって約束の地へ戻りたいと口を揃えているというのですから、すごい!
これにはA君たちも心を動かされたと言います。

さてユダヤの儀式や伝統についてですが、開封では文革などの影響で封印された時
期があり、ラビのいない状況下では割礼も行っていないそうです。ただ、その後中
国国外のユダヤ人たちに開封のユダヤ人の存在が知られるにつれ、その期間に失わ
れてしまった文化を再び根付かせようという活動が興ります。なお、この活動は現
在進行形であり、今もアメリカ国籍のユダヤ人留学生がヘブライ語を彼らのコミュ
ニティーのために毎週教えているということです。


DSC_2786.jpg


彼らの旅の経過を記したPortrait of an LBX(LBX=老百姓)というサイトに、その日
の記事がアップされていたので、興味ある方は→The Portraits of an LBXをご参照
下さい(英語+フランス語のサイト)。

ちなみにこのサイト、なかなかの人気だそうで、雑誌などの取材も入っているという
ことでしたが、これまでで一番アクセスが多く反響が大きかったのがこのユダヤ人家
族との交流記と聞くと、またもやユダヤ人の底知れぬ結びつきの強さを感じずにはい
られません。

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