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伊坂幸太郎「グラスホッパー」とTokyo No.1 Soul Set 

伊坂幸太郎の「グラスホッパー」を知り合いの方に貸していただきました。伊坂本は
これまでにも何冊か読みましたが、今までのところ、この本が一番好きかも。


グラスホッパー (角川文庫)グラスホッパー (角川文庫)
(2007/06)
伊坂 幸太郎

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内容(「BOOK」データベースより)
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる
瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。
鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ
使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに。



基本的に私は文脈を追うタイプなので、細かい表現で立ち止まることは少ない
のですが、この小説の文章には、独特のリズム感があって、そのリズムを楽しむ
という、いつもと違う本の読み方をしました。
読み終わって懐かしさすら覚えて、この感覚はなんだろうとしばらく考えていた
のですが、昔好きだったTokyo No.1 Soul Setを思い出させる小説なのでした。

例えばアルバムJr.の中の一曲「否応なしに」からのこんな歌詞。

Jr.Jr.
(1998/04/01)
TOKYO No.1 SOUL SET

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奴は来た  とうとう来た タバコを吸い尽くし  吸い尽くした
捨てた床の灰を蹴散らして  趣味の悪いネクタイをぶら下げ
舌打ちを笑い声にしてみたが  喜んでいる奴は誰も居なく
使命ではない  でもやりきれない  そう扉の前で毎晩寝ていた
そもそも鍵なんてしてあったのか  ノックばかり繰り返すのか
大きな声でしゃべれないから  奴の声が必要だったんだよ
息も殺すような静寂感を  誰もが知ってるはずなのに
外の雑踏に消されないように  とにかく中へ入ることにしよう


彼らのハードボイルドで、時にシュールな世界観が私は大好きでした。
こういう詩が好きな人は、多分グラスホッパーも好き、グラスホッパーが
好きな人はSoul Setの詩の世界も好きかと思うけど、どうでしょう?
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コメント

久しぶりに

タイミングよく、伊坂幸太郎の事が書いてあるのでコメントしてみました。
ちょうど『重力ピエロ』を映画で観て面白かったので小説も読んでみることに…。初めて伊坂幸太郎の小説を読んだけど、大正解!テンポが心地いい!
次は「グラスホッパー」読んでみようかな♪

昔は眉間に皺がよるような話が好きだったけど、最近は軽い感じな(?)ミステリーがお気に入り。でも、たまにはラブストーリーでも読んだ方がいいかな?!(笑)

機会があれば映画も観てみてね。

Re: 久しぶりに

> 昔は眉間に皺がよるような話が好きだったけど、最近は軽い感じな(?)ミステリーがお気に入り。
分かる~。私も最近は、芥川賞より直木賞のほうをチェックするし。
映画「重力ピエロ」もそのうちDVDが出回ると思うから、今度見てみるね!

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